日記・コラム・つぶやき

2007年12月19日 (水)

個室はどうなの?

はじめ、杏園堂の鍼灸ルームは全て、個室にするつもりでした。

でも、象の町山さんから、うちの鍼灸を体験してみて、なんとなく隣の声がきこえてくることは杏園堂の良さなんじゃないかという感想が出ました。

うちの鍼灸では、置鍼といって、しばらく鍼をうったまま、横になっていてもらいます。

その間というのは、お腹を温めたり、お灸をしたりするのですが、もし完全な個室だと、不安な気持ちになるかもしれない。

確かに、完全な個室になってしまうと、不安感を感じる方も多いようです。

それに、院長や他のスタッフが他の患者さんにアドバイスしている声を聞いていると、なるほどと思ったり、自分に当てはめて考えてみたり、元気付けられたりするのではということでした。

他者とのつながりが希薄になっている現代において、杏園堂では昔の銭湯のようなコミュニケーションがあるというのです。

やはり、先日行ったキックオフミーティングでも、杏園堂では待合室で患者さん同士がしばしば話をしている。これは杏園堂のすごい良さなんじゃないだろうかという意見がありました。

確かにそうです。

杏園堂はみんなの新しい形のコミュニティにしたい。変な干渉はしないで、それでいて楽しくて、あったかい場所にしたい。私達もずっとそう思ってきたのです。

でも、外からしか見えないこともあります。

今回、このコミュニティ力が杏園堂の良さと外部の人たちに言ってもらえたことで、自分達の思いにも、確信がもてました。

・・・・・ということで、まるっきりの個室はやめて、半個室。

なんとなく声が聞こえて、それでいてプライバシーが保てる距離でいこうということになりました。

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